製造部
ーつくるー
⼀枚の⼤きい鉄板を加⼯し、梱包してから出荷までを⾏います。⼀ノ坪製作所の⼤⿊柱とも⾔える部⾨です。彼らが⼀ノ坪の要ともいえます。
三津家巨樹 2004年⼊社 三重⼯場板⾦

板⾦加⼯のレーザー加工を担当しています。事務所から指⽰を受けたら皆の予定を⾒て仕事の振り分けを⾏っています。
なぜ当社を選びましたか?
元は別の会社の下請⼯場の契約社員でした。そのときリフトの免許を取っており、当社でリフトの免許を持つ⼈を募集していたのを⾒て正社員になりたいと応募しました。
⼊社前の不安、⼊社後のギャップなどはありましたか?
初めはリフトの運転⼿として応募していましたが、もう決まっていたため、塗装の仕事を始めました。前にいたところよりも仕事の幅は増えた上、引継ぎがかなり駆け⾜だったため⼤丈夫かという不安もありましたが、周りの先輩などに教えてもらいながら何とかやってきました。
仕事をしていく中でやりがいを感じたことを教えてください
板⾦の加⼯は商品を作っているという感じがして、組み⽴てているとやりがいがあります。
仕事を通して学んだこと、⽬標にしていることはありますか?
初めのころは商品の作る数を間違えたり、⼯程を間違えて⼿間を増やしたりもしました。取引先のお客様の前でリフトの商品をひっくり返したときはかなり焦りましたね。今でも少し抜けているところがあるなぁと、⾃分でも思います。なので、締めるところはしっかりと締めていきたいです。

学⽣へのメッセージをお願いします
⼀緒に仕事をしていく上でコミュニケーションが取れることはやはり⼤切です。分からないところがあればはっきりと⾔ってもらいたい。「これくらいなら報告しなくてもいいだろう」とせずに、何もなければ「何もない」という報告が必要です。
また、働きたい企業を⾒つけるために⾃分ができることとして、⾒学などをするのが⼤切だと思います。まずは何でも⼿を動かしてみるのも、ひとつの⽅法です。
吉岡敬史 1995年⼊社 本社⼯場工場長

本社工場の工場長をしています。30⼈ほどのチームで、外国籍の方も働いています。皆が⼒を発揮できるように各々の仕事の指⽰、サポートを⾏っています。
なぜ当社を選びましたか?
私が⼀ノ坪製作所に就職したのは、⾼校を卒業してこれから働こうというとき、学校からこちらを勧められたからです。今思えば成り⾏きに任せたという感じですが、勤めて今年でもう25年⽬になりますね。
⼊社前の不安、⼊社後のギャップなどはありましたか?
⾼校を出たばかりで、まだまだ分からないことだらけだったので、先⼊観といったものはほとんどありませんでした。なので⼊社前後のギャップはあまり感じなかったです。
仕事をしていく中でやりがいを感じたことを教えてください
板金溶接グループや塗装グループと様々な部門を経験してきました。そのためどの⼯程の仕事の⼤切さも⾝にしみるものであり、滞りなくすべての⼯程を終え、商品が出来上がった時はやはりやりがいを感じます。
仕事を通して学んだこと、⽬標にしていることはありますか?
やはり⼈への指導の仕⽅はいつも考えさせられるので、怒りすぎたり⽢やかしすぎたりしないようにと⼼がけています。それに⾃分も⼤変ですが、働いている皆も仕事に慣れることは⼤変だと思うので、もっと皆と話し合うことで失敗を次へと活かしていきたいと思います。⽼後はのんびりと過ごすことが⽬標なので、そのためにもしっかりとした会社にしていきたいです。

学⽣へのメッセージをお願いします
学⽣の間は使える時間がたくさんあると思います。なので、その時間を使ってたくさんのことを学び、遊んで幅広い世代の⽅とふれあい、世間勉強をするのもいいと思いますよ。
⻄⽥敬志 1997年⼊社 三重⼯場工場長

現在、三重⼯場を担当。⽣産が予定通りに進んでいるか・適正な人員を確保できているか・設備の良し悪しを確認しています!
なぜ当社を選びましたか?
初めはアルバイトとして働くつもりだったのですが、⾼校の時にアルバイトで働いた仕事内容と同じで、知らないものではなかったのでここで働こうと思いました。
⼊社前の不安、⼊社後のギャップなどはありましたか?
仕事の内容はかつてアルバイトでやっていた内容と似ていたため、そこまで不安はありませんでしたが、⼊社したころの会⻑(当時は社⻑)の切り替えの早さには驚きました。
仕事をしていく中でやりがいを感じたことを教えてください
当社では地位や給料など、仕事への対価が⽬に⾒える形で早く返ってくるところや、リーダーとなり他者へ指⽰をして、その指⽰通りに動いてくれているのを⾒たときにやりがいを感じます。
仕事を通して学んだこと、⽬標にしていることはありますか
⼊社して3ヶ⽉⽬のころ、広島へクレームの処理に⾏くように⾔われ、話を聞かずに責任感だけで⾏きました。結果、向こうへ⾏っても当然何もできなかったです。また、2年前熊本県へ商品の照明器具を検査しに⾏きました。仕事として聞いていたのとは違うことを聞かれ、注⽂した側の質問に答えられなかったため叱られました。これらの体験から、モノを知らずに仕事を請け負ってはいけないということを学ぶことができました。
他には、⼊社してからの時間の⻑さによって専⾨⽤語を知っているかというギャップが出てきます。こちらの指⽰が伝わるよう、意思の疎通を滑らかにするためにも専⾨⽤語を教えていくのが今後の課題です。
学⽣へのメッセージをお願いします
⾃分は、やる気とは⽬に⾒えないものであるため⾒た⽬では判断できないものだと思います。
何かを始めると、まずは知らないことにあたると思う。そこで知らないことをそのまま放って置かないでほしいし、知らないということを⾔い訳にして⾃然に思わないでほしい。知らないこと、分からない事があれば勉強していくということが⼤切だと思います。
